☆Friend&ship☆ -序章-
そして開始から三時間、残ったのは各隊の隊長とイーリス、タナトス、ゼウスだけだった。
他はのびてる。←
ゼウスはニコニコ笑顔。
「またやろうな♪」
___もう二度とやらない。
各隊長とイーリスはぜえぜえと息をあらげながらそう誓ったのだった。
そして、ゆきうさぎはついに七羽めに突入した。←
___ドクン、ドクン、ドクン…
「!」
次なるゆきうさぎを作ろうとしていたタナトスの手が止まる。
クルーはそこらじゅうに倒れている。←
「…まさか…まさか、な」
___ドク、ドク、ドク…
激しくなっていく心臓の鼓動。
「…」
___誰か…考えすぎだと笑って…
タナトスは船室を飛び出し、肌寒い甲板へと出ていった。
「「「「「「「「?」」」」」」」
ゼウス以外の全員が首をかしげた。