裏切り者は…元姫



あたしは、いちよ挨拶くらいはしておくことにした。



「こんにちは…?」


?「お前見ない顔だな。新入りか?」


「は?…まぁそう?ですね。」


?「僕たちを見てもキチガイみたいに叫ばないね♪」


「は?何で叫ばなきゃいけないわけ?」


?「俺達に向かって…タメ。」


「先輩でしたか?だったらすいません。」


?「いいえ。俺達は綺龍という族の幹部以上なので、よく媚を売られるんですよ。」


「ふーん。そーなんだ、大変だねー。(棒読み)」


?「…お前、フッ気に入った。昼休み屋上にこい。」





何か…気に入られた。たぶんヤバそうな気がする。


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