エクスチェンジ✲ハッピー✲ニュー
「ねぇ君、どうしたの?大丈夫?」
ももかは渾身の笑顔で男の子に近づく。
だが、男の子は泣きじゃくっていて動く気配がない。
サス、サス
ももかは、男の子の背中を撫で、落ち着くのを待つ。
しばらく撫でていると、男の子が口を開いた。
「おかぁさんっ····おかぁーさんがいないのっ······グスッ」
「そうなの?じゃあ、お姉ちゃんと一緒にお母さんを探そうか。」
「うんっ········グスッ えと、僕、ゆうと·······ってゆーの·········ヒクッ」