エクスチェンジ✲ハッピー✲ニュー
ミッションの意味
✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲ ✲
「おっはよーい!」
「あっ!おはよう!ももかー。」
玲奈は私が来るまで読書をしていたようだ。
そこのところは、言葉遣いは少し悪くともやはりお嬢様はお嬢様なのだ。
私······玲奈みたいなお金持ちに、なれるんだ·········。
そんな事を考えていた。
「ねぇ。」
「んっ?」
不意を突かれて玲奈が話しかけてきたので、何ーっ? と答える。
「ももか、公園のゴミ拾いをしたからとかで、表彰されるらしいよ。」
「·········はっ!?」
「なんか、昨日公園でゴミ拾いしてたらしいももかを、偶然市長が見てたらしいの!この寒いのに偉いね!!ももか!」
玲奈から帰ってきた言葉は全く持って予想外だった。
「ゴ、ゴミ拾いしたぐらいで·····表彰!?」
「うん、パパが言ってたもの。」
やはり、金持ちの情報網は凄い。
「でっ、でも······ええぇっ!!」
「凄い驚きようだねwでも、今日朝会あるじゃん?そこで多分、賞状を渡されるよ。」
「えぇー······。」
玲奈と話していると、先生に呼ばれた。