エクスチェンジ✲ハッピー✲ニュー
放置されたままのトルマは膨れっ面でこちらを見ていた。
「ももかさーん·········いくらなんでもそんなに放置しなくても良いんじゃないんですかねぇー·········。」
「あ·········あはっ、忘れてた。」
「ムスッ。」
子供か。
「·····丁度いいです。玲奈さんもいる事ですし。チェンジしちゃいます。」
膨れっ面のままトルマは立ち上がった。
「えっ······。今?今やるの?」
ももかとしては今は誕生日を祝われているのでまだ交換してほしくない気持ちがあるのだが。
「だって、面倒くさいじゃないですかぁ。待つの。」