エクスチェンジ✲ハッピー✲ニュー
「何で·········何で·········?」
何がなんだかも分からない。
「お父さん·········お父さんなの?」
更に抱き締める力が強くなった。
「ももかぁ·········」
何かが肩に当たっている感触。
私はそれを何とは言わない。
私にも同じものが溢れてる。
「何で······何でよ·········」
「ごめん。ごめん。」
そう謝るのは何時もとは違うトルマ───
いや、お父さんだ。
「ももか·······ずっとこうやりたかった。抱き締めたかった。」
お母さんも抱き締めてくる。
暖かい。
とっても。 暖かい。