プリムラ・オブコニカ
青春とあいさつ
なかなか失礼な松江先生に呆れていると、「ほら、ぶふっ…着いたぞ」と言われた。
ここまでイケメンっぷりを存分に発揮してきたのに吹き出すときの音がやや汚いのはギャップ萌えというやつか?いや、こんなギャップ嫌だよ。萌えないわ!
とりあえず、教室に着いたようだし落ち着こう。
イメトレで「こぉんにぃちはー!」とか言ってたのは無かったことにしよう。そうしよう。
松江先生がドアに手を掛ける。
うっ…緊張してきた。足がちょっと震えてるけど、武者震いだと思って心を強く持とうではないか。
少しずつ扉が開く。
…大丈夫だ。この先何があってもたぶん乗り越えられる……気がする!なんてったってJKだもんな!
虐められても大丈夫!友達できなくても大丈夫!クラスで浮いても大丈夫!モテなくても大丈夫!便所メシも大丈夫!『グループで集まってくださーい』って指示されたときに友達いないから一人で『あ……あの』ってなってて先生に入れてもらった班で邪魔者扱いされてボッチになっても大…丈………無理だ!!
うわ…!開いちゃったよドア!
もう飛び込むしかあるまい!