クリスマスの日には…
あいつがいない
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「ふぁーあ。……朝だ、、」
やっぱり、来ちゃうよね…
「朝ごはんできたわよーー!」
「はーい、いま行くー」
……謝ろう。こんな関係嫌だもん
「頑張ろう!!!」
――――――キーンコーンカーンコーン
「なんでこうなるぅぅう!!!!!!!」
はい。私竹中唯(16)本日テストがあるのを忘れてました。
「終わった……」
「馬鹿じゃないの?」
「しの?!……あ、違った…」
「違ったって、何よこの野郎」
だって、いつもこーユーときに現れるのは、決まって、あいつなんだもん……
「へーえ。篠原と喧嘩したの」
「え、な、なんで?!」
「珍しく絡んでないなって思って…」
め、珍しいのか……
「はぁ。。どうしよう……」
「あんた。バカねぇ」
「馬鹿って何よ!バカって!!!」
「唯の一番の取り柄は何?」
「…元気な、事?」
「そうよ。それと、素直なとこ。だから、悩んでる暇あったら、元気よく素直に謝ってらっしゃい」
う、うらん…っ!!!
それって、褒めてるの?!!元気と素直なことって、普通じゃん!!!!!みんなあるじゃん!!!
「うるさいわね。特に!よ。」
「心読まれたぁぁぁあ?!!!」
「声に出してたわよ!!!!」
「あり?」
…一瞬エスパーかと、、、良かった
「うん。行ってくる。」
「ふふ。行ってらっしゃい」
「うん!!」