クリスマスの日には…





「えっと、昨日はごめんね?」


「何が?」



「いや、えっと…」



「ごめん。もう部活だから行くわ」



「あ、うん」






―――――――スッ


………私の横を通った篠原の顔は、とても悲しい顔をしてた…



「なんでそんなに、悲しい顔をするの…」



やっぱり、、無理だったな……


うっ…ヒック………うぅ…
胸が痛いよ……

助けてよぉ……篠原、、、


って、篠原に助けてもらうのは、お門違いか…
「私の、せいなのにね…」





―――そこには、1人教室で涙を流してる女の子と、

「無理だよ……かな…」


過去に縛られて、悲しい思いをしてる1人の男がいました。


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