クリスマスの日には…


「嫌だ。聞きたく、ない。」


どうせ、かなちゃんの話でしょ…

そ、それともクリスマスぼっちじゃないとか
自慢しに来たの?!


「俺、さ…「いや!!聞きたくない!!!」」

って、え?
篠原の手が、壁にっ抜け出せない…
ってこれってもしかして、
か、か、かべどん?、!!!




「…お願いだから。きーて。」




「……わかった」


「ん。ありがと、…俺、さ昔一人だけ彼女がいたこたあんの。」



「うん、」


…昔??今もいるんじゃないの??


「俺ほんとに、そいつのこと好きでさ、あいつが隣にいるだけで本当に幸せだったんだ、」




…そっ、か



「でも、さ。あいつ、死んじまったんだよ…」




「…へっ?!!あ、ごめん…」


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