私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*
囚われのお姫さま
私の地元は、東京から高速道路で3時間。
それから一般道で1時間半。
田園風景の広がる少し寂しい所が私の田舎。
そこらでは有名な資産家の娘の育ちの良い母。
代々続く会社を営む父。
ここでは有名な一家だ。
つまり私は『お嬢さま』だった。
その『お嬢さま』がたまらなく嫌いだ。
周りからは一線を引かれる。
みんなから『お嬢さん、お嬢さん』言われる。
お嬢さんに生まれて良かったなんて一度も思ったことがない。