私のシンデレラストーリー❊✧.。.:*
「す、すみません!今すぐ帰ります。」
私は、自分の荷物をまとめた。
「慌てなくて大丈夫だよ。」
優しくて甘い低い声。
「俺、いつも最後に帰ってるからオフィスの戸締まりとかするんだ〜」
社長が言った。
いつも遅くまで残ってるなんて大変だな~。
「俺より遅い人がいるなんて初めてだよ」
笑いながら社長は言った。
その笑顔は女の子なら恋に落ちてしまうほど。
「大変ご迷惑をお掛けしました!!失礼しますっっ!!」
深々とお辞儀をして逃げるようにオフィスから出た。