別に誰でもよかったわけじゃない


「天瀬さん?」


急に後ろから声をかけられた。


振り向くと、女子が立っていた。


「………?ごめん、誰?」


とても申し訳ないが、見覚えはない。


「私、相沢かな。マネージャーやってます。」


「あっ!咲から聞いた!私は天瀬澪。今日からお願いします!」


「うん。わかんないことあったらなんでも聞いてね」

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