別に誰でもよかったわけじゃない


どうしよう。


頭の中がはてなマークでいっぱいになる。


「ああ、それなら持ってきたよ。はい、これだよね?ちゃんと洗っておいたから」


「うん、ありがとう。タオルなくてどうしようかと思った。汗だくだし。」


「あははっ!ほら、練習戻りな。がんばれ!」


「ん。」


そう言って、彼は走って練習に戻った。

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