別に誰でもよかったわけじゃない



そう思って私は開き直り、


「好きです。付き合ってください。」


って、しっかりと告白した。


これでもう、後戻りも、ごまかすこともできない。


成海くんの返事を待つだけだ。


奇跡がおきて、成海くんがOKしてくれればいいのに。


そう考えて、私は驚いている成海くんの目を見つめた。


私だって内心パニック状態だっつーの!
< 73 / 187 >

この作品をシェア

pagetop