別に誰でもよかったわけじゃない
自分の部屋に行き、私はベットに倒れ混んだ。
──私、本当に優の彼女になったんだ。
夢じゃないかと思って、何回も自分の頬をつねってみた。
「痛い。──ふふっ!夢じゃない!」
頭のなかでさっきのことをフラッシュバックさせる。
にやにやが止まらない。
明日、どんな顔してあえばいいのかな?
やっぱなしとか言われたらどうしよう…。
そんなことにならないために、明日はいつもより気合い入れて仕度しよう!
私は優のことを考えてベッドにいる抱き枕をぎゅっと抱きしめる。
まだ、心臓がドキドキしてる。
さっき会ってたばっかりなのに、もう優に会いたくてしょうがない。
明日会えるのがたまらなく楽しみだった。
今日は眠れそうにないな。
そんなことを思いながら目を閉じた。