螺旋愛
そこには・・・誰もいなかった。
ロッカーと着替えた後が残っているだけだった。


私は控え室にゆっくりと入って行った。


お守り置いて帰っちゃおうかな・・・・?



そんなことを考えながら私は辺りを徘徊し始めた。
すると見覚えのあるかばんを見つけた。



これ・・・啓太のかばん・・・・。



別に私は何かをしようとしたわけではないが、啓太のかばんにそおっと触れてみた。
すると突然何かがかばんから落ちてきた。



その落ちてきた物を拾うとそれは生徒手帳だった。
< 38 / 87 >

この作品をシェア

pagetop