ツンデレお姫様とツンツン王子様!?
芽美と話そうと席を立とうとしたら翔に腕を掴まれた。
「ちょっとこい」
それだけ言われて屋上まで連れてこられた。
もちろん屋上に来るまでに浦野翔ファンクラブの皆さんに睨まれたのは言うまでもない。
「ちょ、なに、いきなり。」
「お前さ、あいつのこと好き?」
なぜかすごく機嫌悪い翔。こっちまでイライラしてくる。
「仮に好きだとしても翔にそんなこと言われる筋合いないんだけど。」