好き



とりあえず今は
鈴也に何があったかを聞くことにした。





医局にいた鈴也を呼び出した。









「鈴也。柚花ちゃんに何した?」






鈴也「・・・」





「何したんだよ!?黙ってちゃわかんねーよ!」





鈴也「・・・殴った。殴っちまった。」





は・・・?
殴ったって・・・
なんで・・・殴るって、、、




「ふざけるなよお前!!!
なんで殴ったんだよ!!女の子だぞ!!?
運ばれてきたばっかで不安定なのに。
なんで殴ったんだよ!!!」








鈴也「悪い。」







いや、俺に謝ってどうすんだよ。
ふざけるなよ!






「俺に謝ってもどうにも何ねーだろ。
理由を言え。」







鈴也「・・・『体調悪いってなんで言わなかった?』て聞いたら『関係ないでしょ』って言われて・・・。頭に血が上っちまった。」




これを聞いた瞬間、
俺の怒りが爆発した。





「お前、ふざけるなよ。
柚花ちゃんは言わなかったんじゃない。
椿ちゃんとお前に遠慮して言えなかったんだよ!!!」





そう吐き捨て柚花ちゃんの病室へ向かった。







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