重い想われ 降り振られ
外は小鳥達のさえずる声が聞こえて、朝のすがすがしい空気でいっぱいだった。
駅までの道を歩きながら、小林が話かけてくる。
「香田さんはさぁ、好きな人とかいないの?」
思ってもみなかった質問に、真理子はびっくりする。
「いないですよ!
こんな私が誰かを好きになっても、相手にしたら迷惑にしかならないですから。」
「そんな事無いと思うよ。人が人を好きになるのに、資格とかは無いから。
好きになっただけで、迷惑かけるなんて事は無いよ。“好き”は自由だから。」
ちょっと前を歩く小林が立ち止り、振り返った。
「僕とつきあってみない?」
『えっ?今、何かとんでもない事を小林さんが言った気がする。』
あまりの事で真理子も立ち止り、硬直してしまう。
「ええ~っと、どこに・・・???」
迷い悩んだ末に、真理子の口からやっと出た言葉。
「ぷぷっ・・・あはははは」
小林が大声で笑いだす。
駅までの道を歩きながら、小林が話かけてくる。
「香田さんはさぁ、好きな人とかいないの?」
思ってもみなかった質問に、真理子はびっくりする。
「いないですよ!
こんな私が誰かを好きになっても、相手にしたら迷惑にしかならないですから。」
「そんな事無いと思うよ。人が人を好きになるのに、資格とかは無いから。
好きになっただけで、迷惑かけるなんて事は無いよ。“好き”は自由だから。」
ちょっと前を歩く小林が立ち止り、振り返った。
「僕とつきあってみない?」
『えっ?今、何かとんでもない事を小林さんが言った気がする。』
あまりの事で真理子も立ち止り、硬直してしまう。
「ええ~っと、どこに・・・???」
迷い悩んだ末に、真理子の口からやっと出た言葉。
「ぷぷっ・・・あはははは」
小林が大声で笑いだす。