おせふんと
駅のホームに降りたとたん
ぼんやりとカラフルなライトが見えてきた

「もうすぐだ」

自販機の目の前で立ち止まった。
『あ、暖かい飲み物買ってこう!』

それもそうだな!

「なにがいい?」

『コ、あっ!あたしがお金払うからいいって』

「気にしないで」
早速小銭を入れた。

『ごめんね、ありがとう!』


そんなきぬしなくていいのに


俺ら二人でココアをかった。
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