龍蝶~闇に隠された愛~【上・完】
「反省してないでしょ…?」

朋香は翔を睨み言う。

「してるって。じゃぁ今日は一緒に買いに行こう?」

翔はそう朋香の隣を歩きながら言う。

「いや。」

「え…おれっちショック…」

あっさり断られた翔は肩を落とす。

「翔と同じ髪色にするの…。だから…付き合ってよね///」

朋香はそう顔を赤くしながら言った。

翔はそれを聞き朋香に飛びついた。

(バカップル…)

梨華はそう心でつぶやき方向転換した。

(…一翔に会えるかな…?)

梨華はそう思いながら初めて会った公園に足を向ける。

その公園には親子連れの家族が何組もいた。

「…いるわけないか…」

梨華はそういいまた方向転換した。

〝ドンッ”

「誰がいないって?」

そこにいたのは

「一翔!?」

「他に誰がいるんだよ。」

「な、なんで…?学校は?」

梨華はそう聞く。

「あ?行かねぇよ。あんなん。」

一翔はそういい梨華に手を差し出した。

「?」

梨華は意味が分からず首をかしげる。

「ん。手、俺の宝物見せてやる。」

一翔はそういい梨華の手を取りバイクに乗った。

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