龍蝶~闇に隠された愛~【上・完】


「浩輔さん…気絶しましたよ?」

梨華を連れてきた男はそういった。

「あ?楽しませてくれると思ったんだけどな…。
悲鳴がないと楽しくないんだけど…」

浩輔はそういい椅子にもたれる。

「梨華…家に帰ってこないとどうなるか知ってるか…?」

浩輔はそう小さく笑った。

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