龍蝶~闇に隠された愛~【上・完】
梨華はそういう。

「汚れてるから触れるな。」

一翔はそういい梨華に部屋を出るよう言う。

「なによそれ。私の時はあんなこと言ってたのに。
自分は汚れてる?」

「そうだ。だから…「アホか!!」

梨華はそういう。

「…!」

「あんたはアホか!?このチームまとめてんならあんたがそんな顔してどうすんの!?
一翔が汚れてるなら私も汚れてる!!それじゃだめなの…?
私は一翔と一緒にいるって決めたの!もう一人じゃないってわかったの!!」

梨華はそう言って泣いた。

「なんでお前はそう泣くんだよ…」

一翔はそういいため息をつく。

「だってっ…一翔が…っ…ウッ…」

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