愛しい君に何度でも




「えっと…え?」


「これで冷やせば?」





私はそれを受けとると、先輩は頭を撫でてきた。



またまた顔が真っ赤になる私を見て先輩ハハッと笑った。





キュン…



たまに見せてくれる先輩の笑顔が好き。



この笑顔を独り占めしたいなんて、思ってしまった。



_____可愛い





先輩が笑うと私も自然に笑ってしまう。



ヘラっと笑うと先輩は驚いたように目を開き、パッとまた私から目を反らしてしまった。





え?なんかしたかな?



それとも、私の今の顔キモかった?



そりゃ、ニヤけてたからそう見えたかもしれないけど…




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