愛しい君に何度でも
必死になって言い訳をする。
「いやっ、今のは深い意味はなくて!
全然!そのっなんてゆうか、えーっと。
いつも私強引なのに、受け取ってくれて嬉しいし。
こちらこそ、ありがとうです!」
ご、誤魔化せたかな…?
私は先輩が頭を下げたよりもっと深く下げてチラッと先輩を見た。
____うわぁ………
先輩は誰にも見せたことがないだろうくらいのレアスマイルを私に向けてくれた。
優しくずっと私をそんな風に見てくれたんだね。
話をきいてくれたんだね。
それだけでもう、お腹いっぱいです。