愛しい君に何度でも




先輩について行くように電車に乗った。



電車の中は混んでもないけど、スカスカでもない状態。



先輩の前の席は空席だった。


ドアのすぐ側の席。



そこだったら、先輩と喋れる!
やったぁ!!



なんて心の中でガッツポーズ。




でも先輩はその席に座る気配はなく、どうしたのか声をかけようとした時、先輩はいきなり振り向き私を見た。



< 8 / 109 >

この作品をシェア

pagetop