愛しい君に何度でも




夏休みといえば、友だちと一緒にお泊りしたり、クラスで集まって肝試ししたり、好きな人とお祭り回ったり海でデートしたり…


まさに青春って感じ!!!


キラキラ目を輝かせている私とは反対にこっちを見て暑苦しい顔をしている人がゆず以外にもう一人。



「…脳内お花畑」


「だって!奏多もそう思うでしょう?」



あの片思い暴露した日から、私は奏多に向ける視線が変わった。


片思いしてるなんて。

仲間だと思った。


< 95 / 109 >

この作品をシェア

pagetop