(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
デートと言っていいものか。
「変かなあ…?」
日にちが変わり次の日。
海斗以外のことには協力的じゃない満月には頼めず、1人で服装を決めていた。
別に可愛く見られたいわけでもないけど、さすがにジャージはあんまりだし。
と言っても私服なんて全く持ってないし。
その中からどうにかマシなものを見つけ出し、組み合わせた結果がこれ。
黒のタンクトップに、透ける素材の白いシャツを羽織り。
下は迷彩柄のショーパン。
結構ヒールの高い黒いサンダル。
ちなみにサンダルはお母さんの物。
内緒で借りちゃお。
んで、腰の辺りまで伸びた長い黒髪は高い位置でポニーテールにし。
誕生日にお父さんからもらったブランド物の黒いバッグを肩に掛け、
私は家を出た。
バッグからスマホを取り出し、時間を見ると、もう9:40。
「間に合うかなあ…。」
1人呟き、カンカンと照りつける太陽を避けなるべく影を歩いて行く。
もう夏だ。
日にちが変わり次の日。
海斗以外のことには協力的じゃない満月には頼めず、1人で服装を決めていた。
別に可愛く見られたいわけでもないけど、さすがにジャージはあんまりだし。
と言っても私服なんて全く持ってないし。
その中からどうにかマシなものを見つけ出し、組み合わせた結果がこれ。
黒のタンクトップに、透ける素材の白いシャツを羽織り。
下は迷彩柄のショーパン。
結構ヒールの高い黒いサンダル。
ちなみにサンダルはお母さんの物。
内緒で借りちゃお。
んで、腰の辺りまで伸びた長い黒髪は高い位置でポニーテールにし。
誕生日にお父さんからもらったブランド物の黒いバッグを肩に掛け、
私は家を出た。
バッグからスマホを取り出し、時間を見ると、もう9:40。
「間に合うかなあ…。」
1人呟き、カンカンと照りつける太陽を避けなるべく影を歩いて行く。
もう夏だ。