(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
立花さんや、その取り巻きであるいつものメンバーは小柄な子達だから、こんな状況になっても大丈夫な自信があった。

だけど、いつの間にかここまで増えたのか…。

私の周りにはいつものメンバーの倍になる10人もの女子がいたのだ。

しかも‼︎

この私の真正面に立つ、首を45度くらいあげないと顔が見れないくらいの体格を持った子。

この子、柔道部のエースだよ‼︎

海斗のファンってどんだけいんのよ…。


特にその子に気をつけながら、喋り出した。

「えーと。ナンデスカ??」

分かり切ってることだけど、一応質問しとく。


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