(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
森田海斗
「失礼しまーす」



「おう、葉月今日は早いな!」



物音に気付いて私の方を振り向いて微笑んだ、現キャプテンである彼。



「蓮!ねえ、そこのドア開けてみてよ」



「なんだよ。いきなり」



苦笑しながら蓮はドアをゆっくり開けた。


そして、ドアの前に立っていた海斗を見つめて、お互い静止した。



その時間、約10秒。


「海斗!?」


「蓮先輩!?」


お互いを指差して、大声で2人は叫んだ。




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