(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
「じゃあ、いつものコースを20分間です」


「うす!」


「よーい、スタート!」


私の掛け声と共にBチームの選手たちがゆっくりと走り出した。



そしてそばに置いていたノートとボールペンを持った。



細かい分析を心がける、我が部顧問、笹原先生はこのタイムも毎日しっかりととるように言う。



ちゃんと利用しているのか知らないけど、毎日のことなので、習慣づいている私は日付を書き込んだ。




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