(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
あれから半年が過ぎた。


色々あって、海斗はサッカー部のキャプテンで生徒会長というこの学校で一番の有名人だ。


私も副会長なんだけど。


まあ、喧嘩しながらもカレカノとしてやってきた。


「ねえ、海斗くん?貴方がために溜めまくっている、生徒会のお仕事のこと覚えている?」


「げ。やだよ。部活行きてえし」


「それなら毎日コツコツやっていたらよかったんじゃないかなあ?」


「うっせえなあ、お前もずっと部活優先だったじゃねえか…」


「私はみんなのサポートしなきゃいけないもん」


「理由になってねえな」



こういう会話は前と変わってない。


そう言ってから海斗は後ろから抱きついてきた



「葉月様ーー手伝ってほしいなーー」



「あーもう、じゃあさっさと行くよ」



「ありがと葉月チャン」



「はいはい」






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