(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
「絶対勝てる…。」

たくさんの悲鳴の中1人、小さく呟いた。

変な自信を抱えた胸を手で押さえて。

そんな私のつぶやきに気づいた咲絢さんは微笑んでそして、強い視線を見せて言った。

「3年生の夏はここで終わらないわ。」

力強く頷いて返事をした。

「はい。」

そして、また試合が再開した。

再び、坂下さんがボールを我が物とし、上手くパスを

このままじゃ、だめだ。

さっきと同じようになってしまう。

そう不安を感じたとき。

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