(完)ずっと君といれるなら 〜再会〜
「なんだ、森田と森山は2人揃って資料集忘れか。いい度胸だな…。」

「ひーぃ‼︎すみません〜っ‼︎」

「すんまっせん。」

旅に出た直後にチャイムはなった。

そして、歴史は一時限目だと知った。

なす術もなく私たちは現在、仁王立ちの先生の前で俯いている。

ゴゴゴゴという効果音をつけたほうがいいと思う。

この先生の説教には。

「海斗もちゃんと謝ってよっ‼︎」

「うるせえなー。お前がもっと早く借りに行ってれば良かっただろう‼︎」

「はあ⁉︎あんたがちゃんと持って来とけばよかったじゃない‼︎」

いつもの感じで言われたら返すを繰り返していた。

状況も知らずに。

「お前らあ〜っ、今なんの時間だと思ってんだあーっ‼︎」

見事に雷は落ちました。




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