冷愛 ~すれ違いの愛~


「だだいま。」


「あ...。

おかえりなさい。

ご飯食べる?」


「いや。

いいよ。会社で食べてきた。」



もう。

嘘はつかなくていいのに

また甘い臭いがする。


「あ。お風呂沸いてるから

入ってきていいよ。」


「おう。」


貴方はいつになったら

私と同じ目線で話してくれるんですか?

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