初恋物語


走って行ったからなんとか間に合った

よかった…!


目の前には人だかりがあった

あぁ!クラス表か!

えっと、私の名前は…


あった!1―1だ!

「佳何組?」

「俺1組ー。お前は?」

「私も1組!よかった!ヨロシクね!」

嬉しくてつい、いつも以上に笑顔になった

佳が一緒でよかった

知り合いがいないのは嫌だもんなー

「ん?佳、顔赤いよ?どした?」

「な、なんでもねぇよ!!!ほらいくぞ」

佳はそういって私の頭をポンとしていった

大丈夫なのかな?

ま、いっか。

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