初恋
「そーいえばさ、絵里。こないだのカラオケのA高のやつ何分でおちた?」
「あー。あれから、10分でおちた。」
亜沙美は、あたしの小学校からの唯一の親友。
なんか、似てるんだ。
うちらは、何分で男をおとせるかとかくだらないことを2人でいつもしている(笑)
別に、楽しいわけじゃないけどまぁ暇つぶしって感じかな。
正直は、あたしは自分でも性格は悪いと思う。
みんなの前では。ただのオシャレなJK。を演じてる。
恋愛相談とかもされるけどね。あたし、本気で恋したことないから全然意味がわかんないわけ!
でも、雑誌とかに乗ってたことを必死で思い出して答えてます(*´罒`*)
「亜沙美ー。金子廉と平野拓磨ってかっこいいのかなー?」
「みんなが、あんだけ騒ぐんだからそれぐらいのもんはあんじゃねー?」
「いっちゃう?(笑)」
「いっちゃう?(笑)次のターゲット?(笑)」
「あたし、金子廉がいー。」
「亜沙美、平野拓磨いくわ(笑)」
こうして、あたし達はターゲットをこの二人に決めた。
これから、おこることをこの時はまだ知らなかった。