約束〜ずっとずっと君だけを〜
悠人はすぐ赤くなった。
んー…こっから先、考えてないんだよね〜
はい。うち、ただのばかです。
あ、くすぐったらおもしろそー!!
じゃ、いきまーす!
3秒前、2、1……
「ふっ!はははははっ!も、もう莉香
やめてくれー!笑笑」
やばい、めっちゃきいてる。
楽しいかもー♪
もうちょっと続けよーかな。
ううん、かわいそーだからやめとこ。
「ゆーとー??どーだった?
スペシャルサービス♪」
「お、おう。
最初はよかったんじゃない?」
喜んでもらえたならよかった〜
「まぁ、後半はやばかったけどw」
「へへっ悠人がこしょこしょ弱いの
知ってるもんねー!」
絶対これはうちの勝ちだなー♪
ほら、もうすぐ家だし。
いい忘れてたけど、悠人はいつも一緒に
帰るとき、わざわざ遠回りして
うちを家まで送ってくれてるの。
「あ、じゃあ、もう家だから、
また明日ね!送ってくれてありがと♡」
うちは笑顔でいう。
「おう!じゃあまたな!」
悠人も笑顔でいう。
うちは後ろを向いて歩き始めようとした。
でも
「莉香」
名前を呼ばれて腕を引っぱられたんだ。