約束〜ずっとずっと君だけを〜
あ、きたきた。
ーーーガチャ
「莉香、おはよ。」
「うん、おはよ!!じゃ、いこー?」
「おう、いこっか。」
そういって私たちは街へと足をむける。
そして、悠人は今日もうちの手を
さりげなく握ってくれる。
(ほんとにうちって幸せ者だなぁ…)
とか、そんなことを思ってたら
自然とにやけてきた。
「…莉香、どした?
なんかにやけてるぞ?笑」
「べつにぃー?笑」
「あっそ。ならまぁいーや笑」
そういって悠人は歩くスピードを速く
した。
「ちょっ、ゆ、ゆうと!!待って!」
手を繋いでるうちは引っ張られるよーに
走る。
「やだ。」
「っ!!うちって幸せ者だなぁって
思ったの!!//」
あーはずかし〜///
でも、これ言わないと悠人はたぶん
ご機嫌ななめだし。
「最初からそーいえよ。笑」
ほら、悠人、めっちゃ機嫌よくなってる。
(…なんか、さ、、、
最近こーゆーこと増えたような…?)
ほんとに。
最近、ってゆーか、2学期に入ってから
悠人がうちの全部を知りたいって感じに
なってきてて……
それはそれで嬉しいんだけど、なんか
変な感じ〜
悠人が悠人じゃないみたい。
まぁ、これも慣れるのかなぁ?