約束〜ずっとずっと君だけを〜


夏樹だった。


夏樹は1人でお昼を買いにきたみたい。

手にはハンバーガーを入れた袋をもってる。


「夏樹じゃん!買い物?」

「うん。莉香…あ、えっと、ごめん。
俺もういくね。」


夏樹は悠人のことをちらっとみると
そのままいってしまった。


(…なんかちょっと悪いことしたかなぁ)


そんな気がした。


でももう夏樹はみえなくなってて、
隣にちょっとだけ不機嫌になった悠人が
いるだけ。


(ま、夏樹はなんとかなるか。)


「莉香。とりあえず、なんか食おーぜ。」


「ん、そだね。」


悠人に促されてハンバーガーを買ってから
席につく。


(それそろ悠人の機嫌がなおってもいい頃
なんだけど…)


目の前でハンバーガーを食べてる
悠人をみるとまだちょっとだけむすっと
してる。


(あーこれ、どーしよー、、、)


そんなことを思いながら見つめてると…




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