約束〜ずっとずっと君だけを〜

「ん？なに？」


悠人がこっちを向いた。


「あ…えっと……なんか機嫌があんまり
よろしくないなーって思って…」


「あー。あたりまえじゃん。」


「…え？」


「だって、せっかくの莉香との時間、
邪魔されたんだぞ？
そりゃ機嫌悪くなるだろ。」


…悠人ってほんと、こんなにやきもち
やく人だったっけ？？


まぁでも…

「…なんかごめんね？」

一応謝っとこう。
だって、この空気のままとかやだもん。


「なんで莉香が謝るの？」

「だって…なんとなく？」


うちがそういうと、悠人は一瞬、
ぽかんってなったけど、
その後、すぐ笑ってくれた。


ほっと安心するうち。


「俺、莉香のそーゆうとこ、ほんと好き！」


「っ///ありがとっ！！うちも悠人のこと
ほんと大好きだよ！！」


「じゃあ、早く食べてゲーセンでも
いこーぜ！！」


「うんっ！！」



それからは、雰囲気が元に戻り、
楽しくデートを終えられたんだ。


(あーほんと、今日は心配な時も
あったけど楽しめてよかった♪)