許婚でたまるか!
すると。
バサバサバサッ!!
あ!
本が床に落ちた!
「……っ。あぁ〜!またやっちまった…。猿を起こさねぇようにしないとな………。」
!!!!!
アイツ、まさかっ!!!
「物理は間に合いそうだな。あとは………。」
「……っ!」
やっぱり!!
アイツ、自分のテスト勉強してる!!!
それは約12時間前のことーーー
「なぁ!お前、あたしの勉強みてるけどさ、お前も期末あるんだろ?!勉強しなくていいのかよ?」
「なんだ?俺の心配してくれてんのか?猿らしくねぇな。」
「な、なんだよ!!普通はそう思うじゃんかっ!!!……まさか!お前、あたしの勉強教えるのにかまけて、自分の勉強サボる気だろッ!!?そうだろ!!?」
「俺はお前と違って“人間”だからな!頭のつくりがまず違うし。それに俺はいつも試験は“学年トップ”だから!」
「はぁ!!??嘘だろ!!?」
「俺は勉強しなくても、記憶力がいいからな。嫌でも頭に入っちまうんだよ。…んなことより、今は手を動かせ!残り30秒ッ!」
「うわっ!マジかよ!?」
………………アイツ。
あたしは冴木の背中をもう一度見た。
バサバサバサッ!!
あ!
本が床に落ちた!
「……っ。あぁ〜!またやっちまった…。猿を起こさねぇようにしないとな………。」
!!!!!
アイツ、まさかっ!!!
「物理は間に合いそうだな。あとは………。」
「……っ!」
やっぱり!!
アイツ、自分のテスト勉強してる!!!
それは約12時間前のことーーー
「なぁ!お前、あたしの勉強みてるけどさ、お前も期末あるんだろ?!勉強しなくていいのかよ?」
「なんだ?俺の心配してくれてんのか?猿らしくねぇな。」
「な、なんだよ!!普通はそう思うじゃんかっ!!!……まさか!お前、あたしの勉強教えるのにかまけて、自分の勉強サボる気だろッ!!?そうだろ!!?」
「俺はお前と違って“人間”だからな!頭のつくりがまず違うし。それに俺はいつも試験は“学年トップ”だから!」
「はぁ!!??嘘だろ!!?」
「俺は勉強しなくても、記憶力がいいからな。嫌でも頭に入っちまうんだよ。…んなことより、今は手を動かせ!残り30秒ッ!」
「うわっ!マジかよ!?」
………………アイツ。
あたしは冴木の背中をもう一度見た。