許婚でたまるか!
第四章
疑惑
それから数日経ったある日ーー
期末テストも無事終わって、能天気のあたしはこの時かなり浮かれていた。
そうです。
皆さんもご存知の通り、期末があけると……。
「もう夏休みだよな~♪楽しみだなぁ~!夏休み!」
そう言いながら、あたしは持参のオニギリを頬張っていた。
「みかっち!米粒、口の周りについてるよ?!」
「相変わらずだよね、みかっちはさ!」
と、クラスメイトの女子に笑われて恥をさらしまくっていたあたし。
今の時間は昼休み!
いつもなら優子と食べてるんだけど、
最近はこの時間になると何処かへ行ってしまって一人になっちまう。
だから仲良い女子のグループに入れてもらってるんだ!
でも、優子。
いったい何処で何してるんだ?
一応、本人にも訊いたことはあるけど、答えるのを渋ってたからそれ以上は訊かなかった。
親友でも、言えないことってあるもんな。
仕方ないよな、こればっかりは。
まぁ、ちょっと寂しいけどさ……。
そう自分に言い聞かせていた時だった!
期末テストも無事終わって、能天気のあたしはこの時かなり浮かれていた。
そうです。
皆さんもご存知の通り、期末があけると……。
「もう夏休みだよな~♪楽しみだなぁ~!夏休み!」
そう言いながら、あたしは持参のオニギリを頬張っていた。
「みかっち!米粒、口の周りについてるよ?!」
「相変わらずだよね、みかっちはさ!」
と、クラスメイトの女子に笑われて恥をさらしまくっていたあたし。
今の時間は昼休み!
いつもなら優子と食べてるんだけど、
最近はこの時間になると何処かへ行ってしまって一人になっちまう。
だから仲良い女子のグループに入れてもらってるんだ!
でも、優子。
いったい何処で何してるんだ?
一応、本人にも訊いたことはあるけど、答えるのを渋ってたからそれ以上は訊かなかった。
親友でも、言えないことってあるもんな。
仕方ないよな、こればっかりは。
まぁ、ちょっと寂しいけどさ……。
そう自分に言い聞かせていた時だった!