眠り姫

数時間後、起きた雪乃は図書室へ向かう

丁度今、夕陽に照らされ
みんなが帰る時刻だ。

雪乃は図書室の窓の側に椅子を置き、
また寝る。

彼女はどんな夢を見ているのだろうか。

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広い草原の丘、澄み渡った空、
白いワンピースを着た雪乃。

丘の向こうに見えるのは
真っ白なお城。

あぁ、なんて素敵な場所なんだろう。
きっとあそこにはたくさんの人がいて
キラキラと輝いているんだろう。

彼女は夢の中でそう思った。

丘の1番上にポツンと立っている木。

雪乃「大丈夫。私がいるよ」

と呟いて夢の中で眠り始めた。

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これが彼女の夢。
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