今宵、月下の夜に
心配になって自分の携帯を手に取った。どこか友達の家にいるのなら知り合いに連絡をすればわかるはずだ。
だが電話帳を開いたところで手が止まる。咲希の知り合いと考えて出てくる人物がいなかったのだ。
そこで初めて気がついた。俺は咲希の何をみてきた?
彼女のことを知ってるつもりでなにも知らなかったのかもしれない。
忙しいを理由になにも見てこなかった自分が嫌になった。
だが電話帳を開いたところで手が止まる。咲希の知り合いと考えて出てくる人物がいなかったのだ。
そこで初めて気がついた。俺は咲希の何をみてきた?
彼女のことを知ってるつもりでなにも知らなかったのかもしれない。
忙しいを理由になにも見てこなかった自分が嫌になった。