今宵、月下の夜に
その日の夜。

やっとのことで仕事が終わって家に帰る。

ワンルームのアパートに帰るとすでに寝てしまった彼女の頬にキスをした。

テーブルには頑張って作ったであろう肉じゃががラップしておいてある。

その肉じゃがをみて彼女をみてから微笑んだ。


「ありがとな」
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