君のココロの向こう側
「看病、行こうか?」
『え……』
「迷惑?」
最近碌に会ってなかったから、理由をつけて会いたいの。
そんな私の気持ちを察してか、隆太郎は渋々承諾してくれた。
玄関に出てきた隆太郎はパジャマ姿で、マスクをつけて如何にも病人だった。
「いらっしゃ……けほっ」
「無理しないで、寝てて」
隆太郎の部屋に向かい、隆太郎がベッドに戻ったのを確認してから、買ってきた冷えピタを隆太郎のおでこに貼る。
「気持ちいい?」
「……ん」
「水分ちゃんと取ってね。それと、果物買ってきたから」
『え……』
「迷惑?」
最近碌に会ってなかったから、理由をつけて会いたいの。
そんな私の気持ちを察してか、隆太郎は渋々承諾してくれた。
玄関に出てきた隆太郎はパジャマ姿で、マスクをつけて如何にも病人だった。
「いらっしゃ……けほっ」
「無理しないで、寝てて」
隆太郎の部屋に向かい、隆太郎がベッドに戻ったのを確認してから、買ってきた冷えピタを隆太郎のおでこに貼る。
「気持ちいい?」
「……ん」
「水分ちゃんと取ってね。それと、果物買ってきたから」