君のココロの向こう側
ココロ、きゅう。
急いで家に帰って、コートを脱ぐこともせずクローゼットを開けた。
「確か……この奥の筈……っ!」
手探りで暫く探していると、何か固いものが手に当たった。
それを引っ張り出し──
「あった……!」
高校を卒業してから、一度も開くことのなかった卒業アルバム。
怖くて仕舞い込んでたけど……今はそれを開く理由がある。
「……ふう」
大きく息を吸い込んでから、アルバムを開いた。
懐かしい写真とか……沢山あるけど、今はそんなのに用はないの。
「どこかに挟んだ記憶はあるんだけど……」
ぱらぱらとめくっていき、目当てのものを探す。
その途中、懐かしい写真が目に飛び込んできた。
「確か……この奥の筈……っ!」
手探りで暫く探していると、何か固いものが手に当たった。
それを引っ張り出し──
「あった……!」
高校を卒業してから、一度も開くことのなかった卒業アルバム。
怖くて仕舞い込んでたけど……今はそれを開く理由がある。
「……ふう」
大きく息を吸い込んでから、アルバムを開いた。
懐かしい写真とか……沢山あるけど、今はそんなのに用はないの。
「どこかに挟んだ記憶はあるんだけど……」
ぱらぱらとめくっていき、目当てのものを探す。
その途中、懐かしい写真が目に飛び込んできた。