*・.。*4度目のクリスマス・*:.。.*
*:。. 2度目 .。:*
それからは毎日笑いながら過ごした。
仁ちゃんはいつだって優しくて、ドジでマヌケなわたしを助けてくれた。
頼りがいがあって、みんなからも好かれていて。
カッコ良くて、わたしの自慢の彼氏。
「奈友、キス……していい?」
え……?
「う、ん……いいよ」
だって、大好きだから。
わたしだって、仁ちゃんとそういうことがしたいっていうか。
ちょっとだけ思っていたりもする。
いや、でも恥ずかしいんだけどね。
えへっ。
でもやっぱり、付き合ってるとそういうことを意識しちゃう。
「目、つぶって」
「う、うん」
ーードキン
ーードキン
そう言われて目を閉じると、唇に軽く触れるだけのキスが落とされた。